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お葬式の手配を進める際、まず喪主を決めることになります。どのような基準で選べばいいのか悩んでしまうこともあるでしょう。1番に優先すべきは故人の遺言です。喪主決定に関する内容が書かれていた場合には、その遺言に従って喪主を決めることになります。もし指定がない場合には、定められた基準にのっとって決めましょう。
一般的には、故人の配偶者が喪主を務めます。昔は家督を継ぐ意味を込めて故人の後継者が喪主を務めていましたが、現在はその意識が弱まっていることから配偶者が選ばれることが多いようです。配偶者が喪主を務められない場合には長男→次男以降の直系の男子→長女→長女以降の直系の女子…と血縁関係の深い方から順番にその役割が与えられます。もし故人に配偶者や血縁者がいない場合には、知人・友人などが喪主を務めます。このときは友人代表や世話人代表と呼ばれます。
喪主には、主にこれら4つの役割が存在します。
1.お葬式全体の監督
喪主はお葬式の最終決定権を持っており、お葬式のスタイルや日時、費用などを業者と相談して承認を行います。またお葬式当日には、事前に打ち合わせしていた流れ通りに式が進行しているか確認することもあります。
2.あいさつ
通夜や告別式では、喪主のあいさつの場が用意されます。その他、僧侶が到着したとき、お布施を渡すときや弔問客へのあいさつも行うことになります。
3.寺院への連絡
菩提寺(先祖の墓がある寺)がある場合、寺院へ連絡をとって日程の調整を行います。付き合いのある寺院がない場合、業者を通して紹介してもらったり、希望の日時に僧侶を手配するサービスを利用したりといった選択肢もあります。
4.業者の選定
業者は喪主が中心となって決めることになります。亡くなった病院や施設で紹介された業者へ依頼する方が多いようですが、お葬式の内容や品質、価格設定に不明な点も多く、トラブルが起きる可能性もないとは言い切れません。
大事な役割である業者の選定時には、複数社を比較するようにしましょう。それぞれ細かいところにサービスや特徴の違いがあることに気づくはずです。検討先の候補としてあげてもらいたい業者の1つが、久留米市でお葬式を執り行っている祭礼です。一般葬以外にも直葬・家族葬なども対応可能なので、喪主として故人の意向を汲んだお葬式をしっかりと行いましょう。